コラム6 クリスマスという名の祭典

 あと数日でクリスマス。ということで、街はクリスマスツリーやら、天使の形をしたバルーンがデパートに飾られているわ、一色に染まりつつあります。が、しかし……
 ――私はキリスト教徒ではありません。
 って、いきなりそんなこと言うと、コラムが終わってしまうって(汗)。まったく、何も考えていないんだから(誰が?)。

 クリスマス。
 以前話した通り、私の親は居酒屋を営んでいます。そこで毎年クリスマスになると、若鶏を一羽丸々蒸して、予約している人に配っているんですよ。だから、まともに家族でクリスマスを祝ったことなんて、一度もないんですよ。はっはっは……(空笑い)。いい思い出、何もないです。ま、手伝っていると結構面白かったりするんですけどね。
 そう言えば小さいときに、兄と喧嘩して親に怒られ、外にほされたことがありますね。なんで喧嘩したか忘れたけど。しかも居酒屋のほうで喧嘩したものだから、「歩いて家に帰れ!」なんて言われたっけ。小さいときってなんでも本気にしたほうだから、それを真に受けて兄と一緒に歩いて帰ろうとしました。ちなみに自宅と店は10キロほど離れています。車でも数十分はかかると言うのに、歩いて帰るとどのくらいかかるというのか。途中で親が車で追いかけてくれて、それはそこで丸くまとまったんですけどね。
 最近? それは野暮ってなもんですよ。私には関係のない日です。まぁ、近ごろ上にも書いたように、「キリスト教徒じゃないから」とか言ってごまかしていますけど。でも、どうしてこの日に恋人と一緒にすごすのでしょうか。誰か知ってます? その所以。だってキリストの生誕祭でしょ? 意味あるのかなぁ、と思っていたりするのですが。

 あぁ、なんて夢のないことを述べているのだろう。これからも多分、そんな生活が続くのは言うまでもないでしょう。
 そういえば、サンタクロースを初めから信じていなかったような……というか、サンタを信じていた記憶がないです。何故でしょう。あ……小さいときから、親の仕事とかを見ていたから、自然と現実的なことを考えていくようになったのかなぁ。その辺は不明ですね。それでもプレゼントを貰えたときは嬉しかったです。

 今年は……どうなりますか。仕事しているとなかなか大変なのですよ。忘年会くらいしかやらないでしょう。ま、それもいつもの話しということで……

Top Page