光学ドライブの種類

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光学ドライブの種類

「光学ドライブ」とは、レーザー光線を照射して、データを読み込んだり、書き込んだりするディスク駆動装置のことで、一般的に知られているCDやDVDなどがこれにあたります。

2008年夏モデルでは、「DVDスーパーマルチドライブ」が標準搭載された機種が以前にもまして多くなっています。「DVDスーパーマルチドライブ」は、現在市販されている記録型DVD(DVD-R/+R/-RW/+RW/-RAM)やCDメディア全てに書き込みが可能です。

一時期「HD DVD-ROM」を搭載したパソコンもありましたが、「Blu-ray Discドライブ(BD)」が次世代の光学ドライブに確定したため、「Blu-ray Discドライブ(BD)」を搭載した機種も以前より増えています。しかし、まだまだ価格が高くなるようです。

「Blu-ray Discドライブ(BD)」は、ハイビジョン映像をHD(ハイディフニッション=高精細・高画質)画質のまま記録できます。録画した地上デジタル番組のムーブ(移動)やハイビジョンビデオカメラの映像保存できるほか、「Blu-ray Disc(BD)」で提供されたハイビジョンのコンテンツも再生できます。

光学ドライブの選択にあたっては、全てのメディアに読み書きができるにこしたことはありませんが、利用する内容には個人差があり、あっても、なくてもいい対象メディアがあるのも事実です(光学ドライブに限ったことではありませんが)。

光学ドライブの仕様変更や選択が可能な場合は、目的に応じた選択をするとよいと思います。

■主な光学ドライブの名称
光 学 ド ラ イ ブ 名 簡 易 解 説
CD-RW 兼 DVD-ROM CD-RとCD-RWの書き込みに対応。DVD-RAMを除くDVDメディアの再生に対応。
DVD±RW DVD-RAMを除く記録型DVD/CDメディアの書き込みと再生に対応。
DVDスーパーマルチ 記録型DVD/CDメディアの書き込みと再生に対応。
Blu-ray Disc 記録型BD(Blu-ray Disc)と記録型DVD/CDメディアの書き込みと再生に対応。
BD-ROM 兼
DVDスーパーマルチ
BD(Blu-ray Disc)の再生と記録型DVD/CDメディアの書き込みと再生に対応。

■CD/DVDメディアの種類
メディアの種類 記憶容量 簡 易 解 説
CD-ROM 650MB
〜700MB
再生のみできる。
CD-R 一度だけ書き込み可能で、記録したデータの消去できない。
CD-RW データの書き込み、消去、書き換えができる。
DVD-ROM 4.7GB 再生のみできる。
DVD-RAM 特別なソフトなしでも簡単にデータを書き込める。
DVD-R ディスク価格が安く最も一般的で対応機種が多い。ただし、一度記録したデータの消去できない。
DVD+R DVD-Rと同等だが、規格を決めた団体が異なるため、DVDプレーヤーなどで再生する際、規格が対応しているかが問題となる場合があるので注意が必要。
DVD-R DL
(片面2層)
8.5GB 一度記録したデータの消去できない。「DVD-R DL」の「DL」は「ダブル・レイヤー」=「片面2層」という意味で、片面2層ディスクだから8.5GBの容量になるのです。
DVD+R DL
(片面2層)
DVD-R DLと同等だが、規格を決めた団体が異なる。
DVD-RW 4.7GB データの書き込み、消去、書き換えができる。-Rメディアより単価が割高。
DVD+RW -RWと同等だが、規格を決めた団体が異なるため(+Rを規格した団体)、DVDプレーヤーなどで再生する際、規格が対応しているかが問題となる場合があるので注意が必要。
Blu-ray Disc 25GB 次世代の光学ドライブの一つで、片面2層の「BD-R(追記型)」と「BD-RE(書き換え型)」があるが、ドライブ本体もメディアもまだ価格が高い。
Blu-ray Disc
(片面2層)
50GB
HD DVD-ROM 15GB 次世代の光学ドライブの一つで、パソコン向け「HD DVD-ROM」は、まだ書き込み対応のものがなく、再生専用しかない。今後の書き込み対応製品の発売を期待したいが、ドライブ本体もメディアもまだ価格が高い。
HD DVD-ROM
(片面2層)
30GB
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