パソコンを動作させている土台となる基本システムのことをOS(オペレーション・システム)と呼びます。
Macintoshパソコンなら「Mac OS X (マック・オーエス・テン)」、Windowsパソコンなら「XP
(エックスピー)」や「Vista (ビスタ)」、Linuxパソコンなら「TurbiLinux」など、他にも、BeOS、超漢字……etc、耳慣れた名称から、聞いたことのないOSまで、いろいろあります。
このコーナーでは、「Windows系パソコン(ウィンドウズ系パソコン)のOS(オペレーション・システム)の選び方」について解説していきます。
2008年夏モデル・パソコン(Windows系パソコン)のOSは「 Windows Vista 」搭載になります。
WindowsXPは、2008年6月30日に出荷が終了していますが、直販メーカーやショップブランドの一部の機種に関しては、WindowsXPへのダウングレード権があったり、WindowsXPのリカバリーDVDが付属していたり、DPS版として2009年1月末出荷されています。
当初、WindowsXP Home Edition / Media Center Edition のサポート期間は2009年までの予定でしたが、Professional Edition と同様に、2014年4月8日までに変更されました。
OS選択の基準は、特別な理由がなければ、「Windows Vista 」を選択するとよいでしょう。
■購入予算が限られている場合
WindowsXPは、Windows Vista ほど高いハード・スペック(パソコンの仕様構成)を要求しないOSであるほか、2009年1月末には販売中止になり、Windows
Vista に切り替わるOSです。
そのため、現在販売されている WindowsXP 搭載パソコンは、底値に近い価格になっており、お買い得感が非常に高くなっています。「購入予算が限られている場合」には、WindowsXP 搭載パソコンを購入すると、経済的な買い物ができます。サポート期間も2014年4月8日まで延長されたので、購入して損をするという心配はありません。
現在販売されている WindowsXP 搭載パソコンの多くは Windows Vista へのアップグレードにもハード的に対応している機種がほとんどなので、予算に余裕ができた時点で Windows Vista にアップグレードしたり、HDD(ハードディスク)を分割して Windows Vista を追加インストールして、1台のパソコンで2つのOSを利用できるデュアル・ブート環境にすることも可能になります。
ただし、「本当は Windows Vista がほしいんだよなぁ……」という、OS選択に特別なこだわりがある場合には、安易に WindowsXP パソコンを選択するべきではなく、資金が貯まるのをまってから Windows Vista パソコンを購入することをおすすめします。 |
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