無線LANについて

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無線LANについて

現在の日本では、高速なブロードバンド回線(ADSL・光・ケーブルテレビなど)利用者が90%以上になっています。

このようなブロードバンド回線を利用している場合、パソコンと通信機器(モデムやルーター)の間を結ぶLANケーブルが予想外に邪魔になるため、無線通信機器(無線ルーター)の利用者が急増しています。

最近では、基本的な無線設定やセキュリティ設定も、ボタンを押すだけで自動的に設定が行える製品も多く、初心者でも迷わず利用できることも少なくありません。

■無線LANの通信規格
通信規格 通信速度
(理論値)
解 説
IEEE802.11b 11Mbps 「11a」や「11g」ができる前から利用されており、速度は遅いものの最も普及しているタイプ。電子レンジの周波数帯域と干渉することもある。ADSL回線で速度があまりでていない環境なら「11b」規格でも十分。
IEEE802.11g 54Mbps 「11b」の上位互換で電波干渉を受けやすい。
IEEE802.11a 54Mbps 電波干渉には強いが壁などの透過性が低い。2005年秋冬モデルでは周波数帯が変更された「新11a」規格が搭載されている機種があります
IEEE802.11n
(Draft 11n)
300Mbps 次世代の無線LAN規格の1つ。「MIMO」技術を統合し、100Mbps(理論値)を超える高速転送が可能。

「Draft 11n」や「Draft IEEE802.11n」と、パソコン雑誌やWebページで紹介されている場合もありますが、早い話、同じ通信規格をさしています。

まだ草案(draft)の段階で、通信速度も段階的に向上させ、最大伝送速度は600Mbpsを目指しているものなので、上記のような表記が混在しているのです。

■知っておきたい無線LAN関連用語
用語 解 説
Wi-Fi 業界団体「WECAによる無線LANの互換性を保証するためのブランド名。互換性テストに合格した製品には「Wi-Fi」のロゴマークがつけられ、このロゴマークのある製品同士なら他メーカーの製品であっても接続が保証されています。
WEP/WPA データの暗号化方式。無線通信を傍受されてもデータを読み取れないようにする技術のことです。
SSID(ESSID) 無線LANの基本的なセキュリティ機能で、同じSSIDを設定したルーターと子機でなければ通信できないようにしている技術のことです。

■新技術
「MIMO」技術について
MIMOは「マイモ」と読み、「Multiple Input Multiple Output」の略称。複数のアンテナでデータの送信/受信を行う無線LAN技術。複数のアンテナで同時に通信しデータの合成と復号を行うことで、2008年現在、300Mbps(理論値)という通信性能を確立しています。壁や天井などに反射した電波も受信するため、屋内などの障害物が多く存在する環境での通信状況を大幅に改善することができます。

「SuperAG」技術について
「データの圧縮」と「データ転送の効率化」をはかり無線LANの通信速度を向上させる技術のこと。

「フレームバースト」技術について
ルーターと無線子機間のデータのやりとりを効率化して無線LANの通信速度を向上させる技術のこと。

「ステルス」技術について
ルーターの存在を他者から隠す技術で、無関係なパソコンからルーターが呼びかけられても無視するセキュリティを考慮した機能です。
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