賢いパソコン購入のヒント
(パソコンの性能は何を比較するのか)

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パソコンの性能は何を比較するのか

パソコンを購入する際、価格の他に下記のような性能比較をします。

比較項目 解 説
CPU CPU (Central Processing Unit)は、コンピュータが実際にプログラムを実行する機能を持つ電子回路にある頭脳に該当するもの。Pentium、Celeron、Athlon、Duron、PowerPC G4などの名称がそれに該当します。

Intel社製の「Pentium M 725」の場合なら、「Pentium M」が「ファミリーネーム」、「725」が「プロセッサー・ナンバー」。ファミリーネームが同じならプロセッサー・ナンバーの数字が大きい方が性能が上になります。ただし、ファミリーネームが異なる場合には、プロセッサー・ナンバーの数字の大小は性能比較できません。

CPUの性能比較でもう1つ大切なのが「クロック周波数」。Intel社製の「HT Pentium 4 530 (3GHz)」の場合なら、「3GHz」の部分がクロック周波数。ファミリーネームが同じならクロック周波数の数字が大きい方が性能が上になり処理速度が速いことを意味します。

最近、目にする「HT」とは「Hyper-Threading Technology(ハイパー・スレッディング・テクノロジ。以下「HT」)と呼ばれものです。1つのCPUが何か処理作業をしている時、未使用になっているCPU部分にもなんらかの作業をさせて処理効率をアップさせようとする技術。1台のパソコンに2つのCPUを搭載している「デュアルCPU」には処理効率が及ばないものの、1つのCPUを有効活用しようとするものです。HTタイプのCPUだと動作しないソフトや不具合が発生する場合があるので購入には注意をはらいたい。

同様に、次世代CPUとして期待されている「64ビットCPU」搭載パソコンは、現段階では動作しないソフトが多いので購入時には十分検討が必要に思います。
メモリー WindowsXPなど最近のパソコンなら、容量が多いほど処理速度が速くなる。初期搭載容量と後から追加できる最大容量をチェックしよう。WindowsXPなら512MBはほしいところ。
メモリー
カード
スロット
仕様の表記 解 説 仕様の表記 解 説
SD SDメモリーカード MS メモリースティック
xD xDピクチャーカード SM スマートメディア
CF コンパクトフラッシュ
HDD HDDとは「Hard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)」のを省略表記したもの。容量が多いほどたくさんのデータが保存できる。動画や音楽などのマルチメディア編集などをしないのなら30GBや40GBでも十分すぎるほどの容量。100GB以上のHDD搭載の場合、テレビ番組の録画や編集ができるなどの機能があるだけで、パソコンにそのような機能が必要ない場合は惑わされないで性能比較したほうがよいです。
光学

ドライブ
CDやDVDの読み書きなど、何を利用するかを、処理速度を確認しましょう。

仕様の表記 解 説
DVDスーパーマルチ 5種類の記録型DVDメディア(DVD-R/+R/-RW/+RW/-RAM)全てに書き込み可能な光学ドライブ。
CD-RW/DVD-ROM CD-RWとDVD-ROM兼用ドライブ。
DVD-R×8 DVD-Rに最大8倍速で書き込みできることを意味しています。
DVD±R DL DVD+RとDVD-Rの片面2層ディスク(=DL)に記録できることを意味しています。+R DLはDVD+Rの2層ディスクのみの対応。
画面サイズ

解像度
液晶なら画面サイズが14インチ程度あれば十分使いやすい。またブラウン管型モニターと液晶モニターを比較する場合、約2インチ程度の差があり、15インチ液晶はブラウン管型モニター17インチと同等の画面サイズになります。ただし最近では「フラットタイプ」のブラウン管型モニターもあるので、その場合は、液晶とブラウン管型モニターの数値は実質のサイズを示しているので注意してください。

解像度は「1024×768」程度あれば十分です。最近は「1024×768」以上の製品も多いですが、業務で画像などのグラフィック処理を高解像度で行う場合など以外の場合には、あまり高い解像度は必要としません。

10年以上前から出版業界もDTP(DeskTop Publishing= パソコンで印刷原稿や版下などを作ること。現在ではパソコンで作ることが一般化したため、あえてDTPという言葉を使う例は少なくなっている)化されているが、出版社でさえ、よほどの内容でないと「1024×768」以上の解像度のものは利用しません。

解像度は表示範囲の広さを表す数値で、「縦 × 横」を「ドット数」で示します。同じサイズの液晶では解像度が高いほど文字は小さくなります。
グラフィック 一般的な利用しかしない場合は気にしなくてよいが、ラインゲームの「ファイルナ・ファンタジー」や「リネージュ」などを利用する場合は、ビデオメモリが64MB以上必要だったり、グラフィックボードの指定があったりするので利用目的によっては注意したい。
無線LAN 最近のパソコンには無線LAN機能内蔵タイプもある。2005年8月現在の無線LANは3規格ある。あれば便利だが無線ルーターなどがなければ利用できないため、必ず必要な機能ではない。

通信規格 通信速度(理論値) 解 説
IEEE802.11b 11Mbps 「11a」や「11g」ができる前から利用されており、速度は遅いものの最も普及しているタイプ。電子レンジの周波数帯域と干渉することもある。ADSL回線で速度があまりでていない環境なら「11b」規格でも十分。
IEEE802.11g 54Mbps 「11b」の上位互換で電波干渉を受けやすい。
IEEE802.11a 54Mbps 電波干渉には強いが壁などの透過性が低い。
各種端子
端子名 解 説
USB ほぼ全てのパソコンが搭載しており、プリンター、外付けハードディスク、マウスなど多くの周辺機器との接続に利用します。

規格 解 説
1.0 Intel社が開発し、最大12Mbpsの転送速度を持ち、周辺機器を一つのコネクタに127台まで数珠つなぎにできる。消費電力など仕様がかなり曖昧。
1.1 1996年1月に発表された「USB 1.0」を改良し1998年9月に発表された。「USB 1.1」は、主に周辺機器における消費電力の仕様など「USB 1.0」の仕様で曖昧だった点を厳密に規定したもの。「USB 1.1」の転送規格はLS(LowSpeed)モード(1.5Mbps)、FS(Full Speed)モード(12Mbps)の2種類からなり、各周辺機器はこの2つの転送方式を使い分けることができる。あまり高速・大容量の通信を必要としないキーボードやマウス、タブレット、モデムなどはLSモードを使用し、大容量の通信を行なうスキャナやプリンタ、ハードディスク、MOドライブなどはFSモードを用いる。
2.0 「USB2.0」は2000年4月「USB1.1」改良型として策定されたもの。ハードディスクやMOなどにとっては12Mbpsの転送速度は遅すぎるため、「USB 2.0」では最大480Mbpsの転送速度を実現した。2005年現在のパソコンのほとんどが「USB2.0」だが「USB1.1」対応端子も設けていたり、接続を自動認識するタイプの端子ということもある。
IEEE1394 「 USB 2.0」と並んで周辺機器接続用として期待されているが、パソコン抜きでも使えるのが特徴。100Mbps~400Mbpsの転送速度を持つ。Apple社とTexas Instruments社によって開発された技術で、「FireWire(公式な通称)」や「i.LINK(ソニーが命名した愛称)」と呼ばれることもある。
PCカード
スロット
無線LANカードなど、PCカード型の周辺機器を取り付けたり、アダプターを介してメモリーカードの読み書きなどに利用する。
メモリー
カード
スロット
SDカードやメモリースティックなどを直接読み書きできる。デジカメのデータをパソコンに取り込むのに便利。
光デジタル
音声出力
音声を劣化しにくいデジタル信号で出力する。デジタル録音や、AVアンプと接続してDVD5.1chサラウンド再生に使います。
ビデオ
入出力
ビデオデッキと接続してVHSテープの映像をパソコンに取り込めます。出力端子があればテレビにパソコンの映像を映せます。
<2005年9月27日更新>

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