■エラーメッセージ
○○をコピーできません。データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)です。
■原因
メディア(フロッピーやCD-ROMなど)に保存されているファイルを、パソコンのHDD(ハードディスク)などにコピーしようとした場合に表示されます。
■対処法
【重要:必ずお読みください】
対処方法はメーカーや専門書籍の技術情報ですが自己責任で実行するようお願い致します。対処後、パソコンやソフトの動作に不具合が発生しても当サイトでは責任をもてませんので予めご承知おきください。
【具体的な対処法】
コピー元のメディア(フロッピーやCD-ROMなど)についている物理的な傷などが原因である場合が多い。
しかしながら、物理的な傷が原因ではなく、WindowsXP HomeからプロフェッショナルなどにOSのアップグレードをする場合などにも同様のエラーになることもあり、なんらかの要因で対象メディアにデータのコピーができない場合にも表示されるエラーメッセージだと考えるのが妥当
だと思われます。
一般的な対策としては、「OK」ボタンをクリックして、一旦エラーメッセージのウィンドウを閉じます。
基本的に、このようなメディアからデータを救出することは難しいと考えてください。メディアを取り出して、 再度セットしなおして、実行してみるしか手はないでしょう。何度試しても状況改善しない場合はあきらめるしかないと思ってく
ださい。
最終的にはメーカー相談になると思いますが、解決はできないと思っていたほうがよいです。
【当サイト管理人の体験談】
WindowsXP Home を Professional に、ある特定の作業をしてからOSのアップグレードをすると、必ずこのエラーメッセージがでてOSのアップグレードに失敗してしまうCD-ROMを持っています。
いろいろ試した結果、パソコン側のHDDの初期状態のファイルシステム(FAT32)をNTFSに変更した状態でOSのアップグレードをするとこのエラーメッセージが出て、初期状態のファイルシステムのままでOSのアップグレードをするとエラーにならないことから、
必ずしもコピー元のメディアが原因ではない場合もあるようです。
類推になりますが、OSのアップグレードに関しては、コピー先のOSと、コピー元のCD-ROM、マイクロソフトのサイトでデータ比較をしており、パソコンメーカーのもとも
とのハードやファイルシステムなどの環境を確認してからコピーしており、そのためパソコンメーカーが提供した時点と環境が変わっているためエラーを出しているフシがあります。
解決策としては、パソコンのファイルシステムを初期状態のままOSのアップグレードをして、 その後に(Professionalにアップグレードしてから)、HDDのファイルシステムをNTFSに変換しました。
WindowsXPはアクティベーション管理されているので、そのへんが関係していると思われます。
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