携帯電話ウイルスの感染が拡大


コンピュータ / ネット関連ニュース
★携帯電話ウイルスの感染が拡大(8/26更新)
8月10日、フィンランドのエフ・セキュアは、世界陸上開催地ルシンキのオリンピックスタジアムで携帯電話ウイルス「Cabir (キャビル)」の感染報告が拡大していることを発表した。「Cabir (キャビル)」は携帯電話に使用されるOSの「Symbian」に感染するウイルスで、ブルートゥースを通じて感染を拡大させるとのこと。感染すると、画面に「Cabir」の文字が表示され、バッテリー持続時間が極端に短くなるなどの症状がでる。日本の携帯電話では、NTTドコモの「M1000」と「F9000iT」、ボーダフォンの「702NK」などが感染対象となるるので、ブルートゥースが利用出来る人ごみでの利用には注意が必要です。

ちなみに、「ブルートゥース」は、1998年5月20日に、IBM、インテル、エリクソン、ノキア、東芝の5社が中心になって開発が始められた近距離ワイヤレス通信技術のこと。もともとは、携帯電話とパソコンをケーブルでつなぐ煩わしさを解消するために考え出されたもので、現在では、デジカメ、PDA、プリンターなど様々な電子機器だけでなく、家電にも搭載されています。


<<Topに戻る>>