【解説】
詳細なインストールや設定手順の説明は省略しますが、Windows Vista の通常版を購入した場合、マルチブート環境にして、1台ののパソコンで、Windows
XP と Windows Vista という2つのOSの起動を切り替えて使うことは可能です。
新しいOSである Windows Vista で、今まで利用していたアプリケーションソフトの全てが動作する保証がないことに関して不安を感じると思います。仕事などでパソコンを利用している場合は、Windows
Vista 導入に慎重になるでしょう。
このような場合、ベースとなるOSが Windows XP のパソコンのHDD(ハードディスク)を分割して、Windows
Vista の通常版をインスールすれば、1台のパソコンに2つのOSが存在することになり、パソコン起動時に、どちらのOSを利用するか切り替えて(マルチブート)利用することができるので大変便利です(Windows Vista が動作する Windows XP パソコンにインストールすることが前提になります)。
尚、Windows Vista のアップグレード版を購入した場合は、OSを上書きして書き換えることになるため
Windows Vista のみしかた利用することができないので注意してください。
「Linux」 、「Windows XP」、「Windows Vista」3つのOSを1台のパソコンにインストールし、マルチブート環境にして利用することも可能ですが、その場合はも、Windows Vista の通常版を購入する必要があります。
また、OSのインストール順番は、分割したHDD(ハードディスク)のパーティション容量によりますが、(1)「Linux」 、(2)「Windows XP」、(3)「Windows Vista」の順番にインストールすることになります。これは、通常、「Linux」は、HDDの先頭から約8GB以上の場所にインストールできない(技術的には、別の方法でインストールすることは可能)などOSの特性があるためです。 |