Windows Vista 各エディションの違い
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【質問】Windows Vista 各エディションの違い
【解説】
Windows Vista(ビスタ) は、下記4つのエディションがあります。

■Windows Vista 各エディションの特徴
エディション名 製 品 の 特 徴
Windows Vista
Home Basic
(ホーム・ベーシック)
個人向けのベーシックなエディション。強化されたセキュリティ機能や情報検索機能などは搭載されているが、基本機能に絞り込んだ低価格版であり、Vistaの新機能の多くが省かれています。企業での利用が想定される機能は搭載されていません。また、新しいインターフェイスである Windows Aero(エアロ) 、Media Center 、Tablet PC などの機能も使えません。派手な機能に興味がなく、安定して動作すればOKという人に向いています。
Windows Vista
Home Premium
(ホーム・プレミアム)
個人向けの上位エディション。Windows Aero(エアロ) など多くの機能が利用でき、各パソコンメーカーの Windows Vistaプリインストール・パソコンは、このエディションが中心になる思われます。

Home Basic の全機能、高画質放送を録画・視聴できる機能、DVD Maker 、エンターテインメントやマルチメディアなど、家庭内での利用が想定される機能は全て網羅されています。Tablet PC機能、ネットワークプロジェクタ機能なども搭載されています。ただし、簡易サーバ機能はありません。
Windows Vista
Business
(ビジネス)
企業向けのエディションセキュリティ、バックアップ、ネットワーク機能が強化されています。ファイルの暗号化、イメージバックアップ、シャドウコピーなどの保護機能を搭載しているが、仕事での利用が極めて少ないマルチメディア関連のツールは省かれています

ドメインへの参加、Windows Rights Management Services (RMS) との連携など、ビジネスユースの高い機能が搭載されています。周辺機器の使用制限や無線LANの一元管理、移動ユーザープロファイルも搭載されています。
Windows Vista
Ultimate
(アルティメット)
全ての機能を搭載した最上位のエディション

■エディションによる搭載機能の主な違い
機能 Home
Basic
Home
Premium
Business Ultimate
64ビットCPUのサポート
64ビット版で対応可能な最大メモリー容量 8GB 16GB 128GB 128GB
2CPUソケットのサポート × ×
Windows Defenderなどセキュリティ機能
SuperFetch、ReadyBootなど高速化機能
クイック検索
透過ウィンドウ、フリップ3D、タスクバーのサムネイル表示などの新インターフェイス
(Windows Aero(エアロ))
×
保護者による機能の制限 ×
音声認識による操作と文字入力
Windows Media Center(メディア・センター) × ×
Windows DVD メーカー × ×
Windows ムービーメーカー ×
Xbox360と連携したホームネットワーク × ×
Windows フォトギャラリー
Windows モビリティセンター
(一部)

(一部)
シャドウコピーによるデータの復元 × ×
ファイルの定期バックアップ ×
システムのイメージバックアップ × ×
NTFSのファイルの暗号化 × ×
BitLocker(ビットロッカー=「ボリューム単位で暗号化し、データを保護する機能」)によるドライブの暗号化 × × ×
サーバ連携機能 × ×
Tablet PC 機能 ×

【予備知識】
Windows Vista には、上記の他に、マイクロソフト社のソフトウェアメンテナンスプログラムである「ソフトウェアアシュアランス」契約をしているユーザー(主に大企業やシステム管理者)にのみ提供される「Enterprise(エンタープライズ)」、新興国市場を対象にした「Starter(スターター)」、などもありますが、日本の一般ユーザーは上記4つのエディションを選択することになります。
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