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今日は福井県は若狭湾に突き出している常神半島にやって来てツーリングである。常神半島の根元にある三方五湖では漕いだことがあるが、福井県の海で漕ぐのは初めてである。
小川と言うところの有料駐車場(と書いてあったが結局駐車料金は取られなかった)に車を止めて、そこの砂浜から出艇する。
水はなんだかとってもきれい。海も凪いでいて、ご覧のように油を流したような水面となっている。この辺、岸に近くても水深が深いとみえて、水は深い緑色に見える。
遠くに見えるのは御神島で、あそこまで行くつもり。 |
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常神半島にはこういったごつごつした岩場がいたる所にあり、いつも漕いでいる能登島周辺とは趣がかなり異なる。
この岩のあちこちには波によって開けられた洞窟があり、その中のいくつかはカヤックで中に入って行くこともできる。
ただ、この辺は西の方から来たうねりが直接入ってくるとのことで、海が静かな時でなければ洞窟に入ることはできないであろう。
当日はそれなりに静かだったので、いくつかの洞窟をのぞきながら行く。 |
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洞窟はこんな感じである。洞窟手前の水の色がきれいである。まぁ、岸近くよりもちょっと沖に出た方が水はきれいなのであるが。
この写真の洞窟は入ることはできなかったが、その隣にあった洞窟には入ることができそうであった。しかし、入り口までフネを進めると、なんだか洞窟の中に吸い込まれるような水の流れがあったので、おっかなくなってすぐに引き返して来てしまった。
この後、御神島方面にまっすぐ向かう。常神岬と御神島の間の水道を風が吹きぬけ、うねりも入って来ていた。しかも、この水道を釣り客を乗せた漁船が高速で通り過ぎて行く。 |
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そんなわけで休憩は常神半島側にある小さな砂利浜で取ることにした。
で、本日のメンバー。右から通玄和尚、西谷さん、カンパチこと福山さん、飯田さん。福山さん以外は初めて顔をあわせた方々であった。
通玄和尚はこの常神半島の先っぽの方のお寺の住職で、海が好きと言うことでこの地にやって来たとのことであった。さすがにこれだけきれいな海が目の前にあると言うロケーションはフネを漕ぐにはうってつけでうらやましい。
冬も風さえなければ、結構静かな海の様だ。 |
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福山さんが持って来た、焼き肉用コンロと星山ホルモン。このホルモン、肉(というか内臓か)の質も味つけも良い。たくさんご馳走になってしまった。自分でも昼食は用意して行ったので、それらを全部食ったら食い過ぎになってしまった。
その後、しばし休憩を取りゆっくり休む。
本日の漕行場所と航跡図はこちら |
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昼食後は常神岬の近くにある岩の島の下に開いている洞窟に潜ってみる。どうだ、この神秘的な水の色は! あちらこちらに穴が空いていて光が差し込んでいるので、このような色合いで見ることができるのであろう。
この後に入った洞窟は、真っ暗闇でどこに何があるのかさっぱりわからなかったのだが、浅瀬に入ってしまい、そこの岩にフネのハルをがんがんぶつけてしまった。
それはさておき、この洞窟の出口は下の写真なのだが、狭い・・・・。 |
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福山さんが洞窟から出ようとしているところである。わたしも続けて出ようとしたら、頭が引っかかった。で、岩を持ってフネを押し出そうとしたらフネが横に流れてそのまま沈! ロールをしようと思ったけれど、いつもと逆の方向になっているわ、岩につかまっていた為に体がカヤックから抜けてしまっているわで、どうしようもなくそのまま沈脱。う〜む、海上で福山さんにレスキューしてもらったのであった。
その後、小川に帰ってからロールの練習をしてみたが、成功率50%。おまけに無理やりロールしたら肩が痛くなってしまった。いかんなあ。 |
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