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いきなり乾杯である。というのも本日は土曜日・日曜日と泊まりがけ宴会付きで能登島イルカウォッチングツアーなのである。
去年の10月に目撃したイルカがそのまま七尾北湾に住み着いているらしく、そのイルカウォッチングツアーに新潟から笠島ネイチャーシーカヤック営業部隊の皆様がたがいらっしゃっているので、そこに参加させていただいたというわけである。
何か、この集団も独特のくせみたいのを持っていて、なかなか面白い。 |
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そんでもって、これが本日のメインディッシュのタンシチューである。なんだか夕方から皆さん外で炭火を熾してなんかやっているなあ、と思っていたら、ダッチオーブンでタンシチューを調理していたのであった。
どでかいタンが2本も入ったタンシチューは非常に美味であった。遠慮もへったくれもなくパクパク食ってしまった。
その他にもフクラギの刺し身とか、チゲ風みそ汁とか、いろんなものが並んでたらふく食ってしまったのであった。
これだから運動しに来ていても体重が増えて帰るんだよね。 |
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そう言えば、と突然思い立って、外の防波堤の所に行って夜光虫観察会をやる。写真はまっ暗でなんだかよくわからないけれど、パドルでもって夜の海をかき回しているのである。
パドルでその辺の水をかき回すと、夜光虫がヒャラヒャラっと光る。いろんな条件で光り方が変わるそうだけれど、夜光虫は初めて見た。夜に海に行って、水をかき回そうなんて言う考えは生まれてこの方なかったもんなあ。 |
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翌日、ソワジ浦から出艇してイルカを見に行く。イルカはソワジ浦の隣の入り江に住み着いているということだが、ぱっと見どこにもいない。
天気はなんとなく靄っているが、風はほとんどなく、海はめちゃくちゃ凪いでいる。結構なことだけれど、あんまり波のない海に慣れすぎるのも考え物だよなあ。 |
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そのうち、カヌーあいらんどの渡邊さんより、イルカ発見の報が入る。みんなで、ゆっくりとイルカの方へ近づいて行く。
このイルカは別に人になついているわけではないので、フネで近づいて行くと逃げて行く。でも、ずーっと漕いでいると、フネの下を潜ったりしていたから、そんなに避けられているというわけでもないようだ。
なかなかイルカの写真は撮れなかったが、ここに写っているフネの向こう側の海面が微妙に波立っているのは、イルカが今まさに潜ったからなのである。
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その後、しばらくイルカと追っかけっこをした後で、能登島水族館沖に浮かんでいる水越島を目指すことにする。2週間後に琵琶湖シーカヤックマラソンに出場する予定なので、その練習を兼ねてガシガシ漕ぐ。
でも、わかりましたわたしは。フネが速いフネでも、やっぱりカヤックのエンジンは人間で、その人間がもっと鍛錬しないことには、そうそう速くはならんもんなんだなあということをね。
それにしても、海が凪いでいて靄っていて、なんだか平衡感覚がだんだんに無くなっていってしまうのであった。 |
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水越島でしばし休憩後、こんなシーンも。パドリングスキルの練習中に思わず沈という一幕でした。
この後、ソワジ浦に戻ってロール講習会をやる。なんだかみなさん燃えまくって、ロールの練習をしていた。こういう時の女性の方々の積極性には全く頭が下がる思いです。
で、わたしも先週に引き続き、ロールの練習をする。今週は百発百中であった。といっても4回しかやらなかったけれど。それでも、ハヤテで初めてのロールがなんなくできたので、妙に安心したのであった。
本日の漕行場所と航跡図はこちら |
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