能登島イルカウォッチングツアー

 本日は能登島そわじ浦で例の如く、イルカウォッチングツアーである。今日は福井からカンパチさんがハイビックス艇を引っさげて登場である。
 このハイビックス艇、インフレータブルカヤックなのであるが、エアをちゃんと詰めるとかちんこちんになる。おおげさに言えばリジッド艇みたい。でも、喫水が浅いのと幅が若干広いので、普通のシーカヤックと全く同じというわけにはいかないようだ。

 加えてタチウオさんの新艇(と言っても中古なんだけれど新品のごとく丁寧に扱われて来たシッソンカヤックスのアークティックレイダー)の進水式でもあった。
 長さは5m45cmくらい。結構長く幅もそんなに広くはないが、特にスターンのロッカーがきつめなので旋回性も結構いいみたい。

 そんでもってもう一人のメンバーがおなじみのカヌーあいらんど店長の渡邊さんというか、オオボラさんか。名前はともかくいつもオオボラをふいているのは間違い無い。
 で、イルカウォッチングツアーの名前に偽りなく、今回もイルカさんが出て来て相手をしてくれたのであるが、まったく最近のデジカメはどうなってしまっているのかね? シャッターのタイムラグがあり過ぎてイルカが海面に姿を現すのを狙ってもちっともうまく撮ることができない。この写真も、おっ、イルカか?と思ったけれど遠くに写っているのはオオボラさんでした。

 昼食は七尾北湾の水越島に上陸して摂る。今日はわたしはスパゲッティ・ポモドーロ。ニンニクきざんで炒めて、そこにトマトを投入するだけという簡単クッキングなのであるが、スパゲッティをゆでる時に塩がドサッと入ってしまった。真水はそんなに持っていないし、周りの海水入れたらもっとひどいことになるだろうと思い、そのままにしていたが、すげぇーしょっぱかった。
 おまけに包丁忘れたので、ニンニクはその辺の貝殻できざむことになったし。ああ、なんというプリミティブな生活。

 カヌーあいらんど店長の渡邊さん。昼食を摂っている間に段々と潮が満ちて来て、狭い浜が更に狭くなっていくのであった。
 それにしてもなんだかよくわからんが、固形の食料よりも液体の食料の方が多いってのはどういうことなんですかいな。って、そのおこぼれに預かっているのだから文句を言える筋合いではないのだけれど。

 タチウオさんとカンバチさん。
 いまひとつぱっとしない天気ではあったが、そんなに寒くもなく、それなりにお昼ご飯も楽しめてまずまずだったのではなかろうか。
 その後、能登島硝子工芸館近くの案山子窯に寄って、そこの店主とちょっと話をしてからソワジに帰る。
 ソワジではカンパチさんのハイビックス艇に試乗させてもらった。なんと艇の上に立つこともできる。ついでと言っては何ですが、タチウオさんのアークティックレイダーにも試乗させてもらう。う〜ん、HAYATEより安定していて、なおかつ曲り易いような気がする・・・。