2005年7月15〜18日笠岡諸島ツーリング |
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昨年に引き続き、今年も海の日の連休に瀬戸内海は笠岡諸島、北木島行きのフェリーに再び乗り込んだ。
前日は夜中近くに北陸道徳光PAを出発し、真夜中に山陽道瀬戸PAに到着、仮眠をした。その後笠岡ICで高速道を降りて港に来たところ、ちょうどフェリーが来たのであった。 |
昨年と異なり、今年は海もべた凪。北木島の丸岩より一路真鍋島を目指す。前方で傾いている人もいるが、これは熱くなった体をロールをして冷やそうとしているところ。
この後、真鍋島の無人の砂浜に上陸し、昼飯&宴会を行った。充分遊んでから、本日宿泊予定の三虎ユースまでフネを進めた。 |
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三虎ユースで冷たいシャワーを浴びた後は、徒歩で山を越え港へと向かう。港周辺は少しでも平地があると家があるという感じであった。
猫もそこら中にたくさん生息していたが、それほどフレンドリーではなさそう。エサをやらなかったからであろうか?
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翌日は朝食を摂った後、三虎ユース前の海岸から出艇。まずは島の裏側の港の方へ行きビールの買い出しをする。氷を調達するのに苦労した。それから再び近くの大島・小島を目指して出艇。
大島・小島は満潮の際には二つの島に別れているが、潮が引くと砂州でつながってしまう。そこに上陸してしばし昼食、昼寝&シュノーケリングタイム。梅雨も明けたようで暑い。 |
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しばし遊んでから、真鍋島に戻る。
途中の人気のいない海岸でいきなりロール練習大会勃発。カフナでもロールを試みたがニーブレースが効かず、全然起きあがれない。体がコクピットから出てしまう。クッソー、と思って他のフネでもやってみたがやっぱり出来なかった。単にヘタなだけやんか。 |
夕食後、ウミホタルを求めてナイトパドリング。と言っても本日は月が出ているので、目が慣れるとかなり明るい。夜光虫もウミホタルもあまりいなかったが、ナイトパドリングはそれなりにおもしろかった。
本当は、パドリングをすると真っ暗な中に夜光虫の光の帯が浮き上がるという光景が見たかったのであるが‥‥。 |
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最後の夜を堪能して、明くる朝はもう帰り道に就かなければならない。今日も瀬戸内海は穏やかである。去年とは大違い。
上の写真の右端に写っている島は四国側の佐柳島であるが、いつかあちら側にも渡りたいものだ。しかし、その為には本船航路を横切る必要がある。
目の前の島だというのに文化が全く違うらしいところが、行ってみたい気をそそる。
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真鍋島を時計回りに回って、島の西側へ向かう。去年のツアーでは島の西端のあたりの海面がやけに波立っていて、大波を喰らって転けそうになった経験があるだけに慎重に行くが、今年はべた凪でその様な心配はなさそうだった。
真鍋島・北木島間は潮流もそれほど速くないようである。もちろん休憩で止まったりすればやや流されたりもするが。もちろん風の影響もあるのだろう。
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本当は早くなんて帰りたくないのに、海峡を横断していると海のど真ん中にいるという事が気を焦らすのか、ついつい競い合うように漕いでしまう。
今度こちらに来る時は、笠岡の方から出艇し、キャンプをしながら島づたいに漕ぐなんて言うのも良いなあ、と思うのであった。 |
北木島が目前に迫ってきた。丸岩にデポしてある車は見えるであろうか?
この後タイミング良くフェリーにも乗船でき、無事この日の早い時間に徳光PAまで帰ってくることが出来た。一番大変だったのは、その後カフナをそこで畳んだことかな。温泉にも入ったというのに、汗だく。 |
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