七尾北湾島巡り
 2002年10月6日、能登島のそわじ浦から出艇して、七尾北湾の能登島水族館沖に浮かぶ島々探訪のツーリングを行って来た。
 そわじ浦を漕ぎ出すと、海面は油を流したように静かで、まぁ天気はイマイチで遠くの景色は霞んでいるものの、まずまずのカヤック日和という感じであった。
 前方の島を目指して漕いでいくと、釣りの筏の前あたりを何やら黒い影がよぎっていく。「なんだ!? サメか?」と思ったが、どうも鯨類っぽい。
 そのうちジャンプなんぞを始めた。イルカだ。
 能登島のまわりの海にイルカなんているんだ、って妙に感動して近づいていくが、近づくとその分だけイルカは遠ざかってしまう。
 群れは5〜6頭であったが、ここには魚でも探しに来たのであろうか?
 肝心の島巡りの写真は、デジカメが電池切れで全く撮れなかった。これだから、デジカメは!という感じである。特に防水ケースに入れていると、海上で電池交換をするのも憚られる。
 でも、まぁ島のまわりをぐるぐる回って、ゆっくりとしたストロークでフネを漕ぎ、それなりに練習にはなったかなという一日であった。