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2003年1月2日、北陸地方のシーカヤック仲間、約4名が能登島島の湯横の砂浜に集結したのであった。
当日は、雪が降り冷たい北風が吹きつける天候。能登の外浦の海岸では波高約3mと大荒れの状態が続いていたが、ここ七尾南湾は至って静かな状態であった。 |
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カヤックに乗り込む時に、海水に足が触れると思っていたよりもずっと冷たい。そういえば、今日集まったメンバーはわたしを除けば、昨年の年末に同じ海で、こともあろうにロールの練習をしたと言う伝説のメンバーではないか!
こんな日にロールの練習なんぞした日には、それこそ変態クラブの仲間入りしてしまう。気をつけなければ‥‥‥。 |
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時折、吹きつけてくる雪。しかし、海面には若干の風波があるものの、ほとんど凪といっていい様な状態で、これならばだいじょうぶかなという感じであった。
島の湯前の浜を出艇して、富山湾方面に向かう事にする。何故かと言うと、それは追い風だったからなのだ。 |
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追い風ならば、途中で海の具合が悪くなって引き返すことになっても、帰りは向かい風となり、向かい風に向かい波ならば、追い風追い波よりはちょっとは楽かなという打算が働いたのであった。
それにしても、正月の食い過ぎで、いや、ネオプレーンゴム製のパドリングジョンを着込んでいるせいか、いつもよりもPFD(要はライフジャケット)がきつく感じる。 |
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他のみんなは軽く漕いでいるくせに、いやに進むスピードが速い。こちとらめちゃくちゃ一所懸命に漕いでいるというのに、全然追いつけない。
これはやはりPFDがきついせいか? |
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