MIMO(マイモ/ミモ=Multiple Input Multiple Output)とは、複数のアンテナを利用することでデータの送受信に使える帯域を広げ高速化する無線LAN技術のひとつ。空間多重とも呼ばれる。 
                         
                        もともと無線LANでは、利用可能な周波数に制限があるので、通信速度や到達範囲の増大を図るためにユーザーごとの可能周波数を拡大することは困難なのだが、この技術を使えば、アクセスポイントを増やして、それぞれに設けられた複数のアンテナから同時に多くのデータを送り出し、受信側でそれを復元することによって、あたかも帯域が広がったかのような効果をあげることができる。 
                         
                        理論的には、アンテナが2本な2倍、3倍なら3倍というように、設置するアンテナの数に比例した分だけ帯域が増えたのと同じ結果になる。 
                         
                        次世代の無線LAN規格「IEEE802.11n (Draft 11n)」として、2008年現在、300Mbps(理論値)という通信性能を確立しています。 
                         
                        壁や天井などに反射した電波も受信するため、屋内などの障害物が多く存在する環境での通信状況を大幅に改善することができます。 
                         
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