ハードディスク

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ハードディスク

ハードディスク(hard disk)とは、記憶媒体として、表面に磁気材料を塗布した平らな回転盤(ディスク:部品としてはプラッタと呼びます)の内部に複数枚用意して、情報の読み込みと書き出しを行う装置のこと。

パソコンにおいては、データやプログラムなどを長期間保存する場所のことで、一般的にHDD(Hard Disk Drive=ハード・ディスク・ドライブ)と表記されます。通常、メモリ内のデータは、パソコンの電源をきると消えますが、HDD内のデータは、電源をきっても消えません

ハードディスクは大容量でも価格も手頃なため、代表的な補助記憶装置として、ほぼ全てのパソコンに搭載されています。最近は、DVDプレイヤーやiPodなど携帯型音楽プレイヤーの記憶装置として、小型ハードディスクは、その用途を拡大している。

ディスクには、トラックと呼ばれる同心円が何重にもあり、それぞれが番号をつけられている(トラック番号)。各トラックは、更にセクタで区切られており、これが読み書きの最小単位となっている。実は、ディスク面にも番号がつけられており(サーフェイス番号)、この三者で物理アドレスが決まっている。

ディスクの大きさには、1.8インチや2.5インチ(ノート型パソコンや省スペース型パソコン向き)、3.5インチ(デスクトップ型パソコン向き)などがある。

ハードディスクの読み書きにかかる時間には以下の3種類がある。
(1)シークタイムは、指定された位置を探し出し、読み出し/書き込みヘッドを移動させるまでにかかる時間のことで、ヘッドが移動した距離に依存する。

(2)回転待ち時間は、シーク完了後読む(書く)べき部分がヘッドの真下に到着するまでの時間のこと。最短=0、最長=回転時間、平均=回転時間÷2。

(3)データ転送時間は、実際にデータの読み書きにかかる時間のことで、おもにディスクの回転速度に依存する。

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