穴水火打崎ツーリング

 完成に近づいたすいとんと、自分のフネ。
 手前味噌ながら、できたすいとんは結構おいしかった。しょうゆを持ってくるのを忘れたりしたけれど、初めて作った割にはOK?
 天気予報では曇りとか雨とかろくなものではなかったのだけれど、実際には日も射していたし、まずまずのカヤッキング日和と言えそうである。

 昼食休憩を終えて、さらに富山湾寄りに向けて漕ぎ出したら‥‥‥、なんかうねりが大きくなってきた。カガタ鼻を抜けたら完璧にうねりが高い。遠く、富山湾方面には白波が立っているのが見える。波高1mに足りないくらいだけれど、向かい風も強い。それでも安定したうねりなのでさらに漕いでいくが、曽良を過ぎたところで先に進むのは止めることとして上陸。
 ここの波は静かに見えるが、風に逆らってUターンするのは大変だったのである。

 カヤックの回収の為に、護岸を乗り越えさせる。護岸のすぐ外に道があったからいいようなものの、なかったら大変な騒ぎであった。
 それにしても、護岸ってやっぱり必要なのかなあ? 護岸のすぐ外側は田んぼになっていたりするので、稲の塩害を防いだりする為には必要なのかもしれないけれど、景色も良くないし、乗り越えるのも大変ですな。

 回収を待つ間にみんなで記念撮影。こうやって並べてみると、色とりどりで結構きれいに見える。たまたまなのかもしれないけれど、配列も結構良かったですな。

 で、ナベカッパさんが単独回収してきた車にカヤックと人間を詰め込み、もう一台残っていた車を回収に行く。左の写真の海は上陸地点の海だけれど、到着予定地点の海に行ったら、何と! もう夕凪になっていて波はなくなっていたのでした。でも、あの時点での最良の判断の結果だと思う、これは。
 ひたすら漕ぐだけのツーリングかと思ったけれど、ちょっと高いうねりが入って、ツーリングに彩りを添えてくれたのであった。