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2001年11月24日、能登島一周の航海にチャレンジすることにした。朝の7時には漕ぎ出そうと思っていたのだが、意志薄弱な自分が能登島マリンパーク海族公園の人口砂浜を出艇したのは、すでに9時20分をまわっていた。 そんな時間から漕ぎ出したって、8時間かかったとして帰ってくるのは17時20分ということで、とっぷり暮れているんだから最初から無理があるのである。 |
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海族公園の沖に有る、寺島、コシキ島、カラス島。どれがどれだかはよくわからない。 七尾南湾内の海面は風もなく穏やかである。ここから進路を東にとって富山湾方面を目指した。 七尾南湾には結構な数の漁船が出ていて、そのエンジン音があちこちから響いてくる。それにしても船舶のエンジン音っていうのはけっこう大きいなあ、ということに改めて思い当たった。 |
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小口瀬戸を抜けて、富山湾側と言うか外洋に出ると結構なうねりがあった。逃した魚は大きいではないけれど、うねりは1m程度はあったのではないだろうか。こんなうねりの中を漕いだことはないので、結構びびりながら進む。ただ、うねりなので波頭が崩れるようなこともないから、慎重に進めば大丈夫だなという感じはした。 写真は能登島東の松島と言うところ。岩に囲まれたような海域はうねりも入っていなかった。 |
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こんな感じの岩に囲まれている。海面に見えているのは海草。 外洋のうねりは斜め後ろからの追い波で、スピードは出る半面、思わぬところでパドルを押されたりして、「ヒェーっ!」というような場面もあったので、静かな海面でホッと一息なのであった。 |
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それにしても水がきれいであった。もっとも本日は七尾南湾の水もきれいだと感じた。やっぱり季節的なもので海水中の植物プランクトンの量とかが違うのであろうか。 この辺はさらに外洋に面しているから、新鮮な水が常に供給されるということで、七尾南湾内よりも更にきれいなのであろう。 |
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