2004年9月PMCラリー

 去年の9月以来のツーリングである。今年の5月もツーリングに行く予定であったのだが、バッテリーが上がっていて果たせなかった。今回はバッテリーも交換して万全の態勢である。
 で、当日北陸道を上越インターで下りて国道403号線を南下した新潟県東頚城郡安塚町の棚田の風景である。

 今年の冬にスノーシューでこの辺のキューピッドバレイというスキー場に来た時に、これは夏に再訪しなければならんと思っていた訳である。
 これはこの辺のシンボルの山である菱ヶ岳。

 国道403号線と言っても、これこの通り自動車のすれちがいも難しい様な一車線の道である。国道あるゆえに整備するのはいいんだけれど、これはちょっと無理があるような気がしないでもない。国が管理するからには冬場でも通れるとかのメリットがあるのだろうけれど、それがなんなのかはよくわからない。

 などと言っているうちに道程は進み、すでに奥志賀林道に入っているのである。昔は前線ダートの楽しい林道であったのだろうけれど、今は前線舗装の野沢温泉−奥志賀間をつなぐ重要な道になっている。
 紅葉している木はなんだろうか。ナナカマド?

 道路わきの滝。
 奥志賀林道はずーっと森の中を抜けているので、周囲の風景の変化に乏しいような気がしないでもない。ただ、今回は見通しの良い部分は霧が出ていたので、そう思えただけかもしれない。

 などと言っている間に志賀高原である。栃木県の塩原温泉をスタートするPMCラリーに参加するのに、わざわざ志賀高原を通って行ったのは噴火している浅間山を一目みたいと思ったからであるのだが、当日はガスがかかっていて見えなかった。

 草津温泉の湯畑。湯畑と言っても何のことやらという感じであるが、温泉のお湯を階段上の桝に流して硫黄を沈殿させる施設であるのだ。こうやって昔から硫黄を採取していたのであろう。
 当日は湯畑の周辺は大混雑でバイクを止めるのも憚られた。

 その後日本ロマンチック街道と言う奴を通って来たのだが、何がロマンチック街道なんだかちっともわからない。ドイツのロマンチック街道も行ったが雰囲気はまるで違う。なのになぜに同じ名前を名乗ろうとするのか? よくわからん。日本には日本独自の良さがあると思うのだが。これは霧の金精峠。

 こっちは夕暮れに沈む中禅寺湖である。なんかこの辺に来る時はいつも、その他の目的地に急いでいる最中で、この辺でのんびり過ごした記憶と言うものがまるでない。こんなことでよいのであろうか?

 バイクの雰囲気。カウルの中にメーターある。このカウルのおかげで長距離の高速走行の疲労も大分軽減されていることであろう。
 ライトは2灯なので照らす幅も大きく、この後の闇夜の日塩もみじラインのナイトランも無事にこなしてくれるのであった。


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