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そこから先も一所懸命に漕いで、やっとこ九十九湾に着いたのであった。
そう言えば小木港の近くまで来たら、なんだか知らないけれど結構なうねりが押し寄せてきていた。それが防波堤にぶつかって返し波となって、寄せてくる波と合成されて、なんだかとっても嫌な状態になっていた。
やっぱり初めてのHAYATEはちょっと不安定に感じて、とってもナーバスになってしまったのである。 |
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こちらはスカリングドローの練習をするタチウオさん。昨年の秋にシーカヤックをやり始めて以来、すっかりハマっているご様子。
今回もわたしが長いフネにうれしくなってガシガシ漕いでいるつもりなのに、振り向くといつもその辺にいる。あれっ?っていう感じなんだけれど、フネに頼るよりも体力を増強させた方が速く漕げるようになるぞっていう良い見本なのかもしれない。 |
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こちらは今年になって海で漕ぐのは初めてのYさん。いきなりの20kmオーバーのツーリングでいささかお疲れ気味か? すいませんです、付合わせてしまって。
お昼は九十九湾の駐車場で食べる。タチウオさんが準備よろしくバーナーを持ってきて料理しているのには感心してしまった。こちとら端からそんな気持ちはなかったもので。 |
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その後、九十九湾をちょいと見て回ったが、なぜか油なんぞが浮いていたりして、あんまりきれいではなかった。でも、連休後の日曜日ということもあって、人はほとんどいなかった。遊覧船も商売あがったりという感じであろう。
帰りは雨もぽつぽつ落ちてきたし、行きと同じ場所でうねりに悩まされたしで、ほうほうの体で弁慶の舟隠しまで戻ってくる。
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そこから先が結構あったので、精神的にはそこからが辛かった。というほど辛いわけでもないのだけれど、初めてのフネでちょっとビビリが入っていたというわけである。
それでも軽いし速いし、まぁ満足である。右に曲ることに関しては、またどこかで検証してみよう。
今回の漕行場所と航跡地図はこちら。 |
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