2004年9月PMCラリー その3 |
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坤六峠から水上へ向かう県道。渓谷沿いの気持ちの良い道を走る。とは言っても、道幅がそんなに広いわけではないし、ブラインドコーナーもあるので、それほど飛ばしているわけではない。
なぜかこの日は捕虫網を持った人がやたらとたくさんいた。蝶捕り大会でもあるのであろうか? |
奈良俣ダムの下あたりの県道63号線。ここから後を振り向くと奈良俣ダムのとてつもなくでかいロックヒルダムが目にはいる。決壊しないだろうな、と思わず案じてしまう。それにしてもロックヒルダムって石を積んであるだけじゃないのかな? 水も漏れないんだから、やっぱり間はコンクリートで固めてあるのかな? |
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そんなことを言っているうちに水上は既に過ぎて、県道相俣水上線の仏岩トンネルを経由して猿ヶ京温泉に出て、そこから国道17号線を北上し、三国トンネルを経て、あっという間に越後湯沢なのである。この写真じゃよくわからないけれど、山の風景にはミスマッチな高層マンションみたいのがたくさん建っている。
それにしても相俣水上線は快適であったのだが、国道17号線は快適じゃない。何で、こんなに制限速度が遅いんだ。
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等と言っているうちに既に津南から国道405号線に入っているのである。ここまでの写真がないのは、石打から津南方面を目指すために入った国道353号線に、とろくさいバスがいて、とってもイライラした結果写真などを撮る余裕をなくしていたからなのであった。まぁ、今回はラリーなのでしょうがないのだけれど、時間が十分にあれば、やっぱり国道よりも県道、県道よりも主要地方道なんかの方がいいですね。その点、この国道405号線はいい。狭いし。車いないし。 |
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国道405号線の道端に写真を撮っている人影発見。何を撮っているのかなと覗いたらこんな風景だった。早速こっちもカメラを取り出して撮影。でも、途中で道を譲ってくれた車が追いついてきてしまうので、せっかく譲ってくれたのに再び抜かされてしまっては申し訳ないとばかりに、焦りながらの撮影なのであった。
それにしても国道405号線でグイグイと登って、東頸城丘陵に入ってしまうと、風景一変でなかなか感じがよろしい。 |
折しも稲刈りの時期だから、部分的にはこうやって黄金色の稲穂が残っているし、所々で刈り取った稲をはさ干ししている。そういう風景もまた良いもんだと思う。ススキなんかもたなびいていたりして。
向こうに見える山にも、ずーっと棚田が続いている。
こういう場所はいろいろな季節に来ると、また風景が一変していていいんだろうな。 |
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右上の写真とは別の場所で撮ったのであるが、まあ典型的里山というか何というか、ぱっと見あまり変わらない。でも、だからと言って悪いわけではなくて、どこを見ても「ああ、いいよなあ。」という感じなのであるけれど。
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所々に出てくる集落には、こんな感じの茅葺き屋根も残っている。しかし、この辺は日本有数の豪雪地帯であるし、今となってはメインテナンスができなくなってきているらしく、茅葺きをトタンで覆っているのか、茅葺きをトタンに換えてしまったのか、そういうイメージの家が多かった。
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安塚町の道の駅「雪だるま物産館」に到着。ここでラリーの一つの課題であるお土産を購入する。お土産は当然の如く「酒」。このあたりの地酒で菱ヶ岳というやつを購入。それから、生クリームとあんこのコラボレーションがすばらしいお菓子を一つ買って平らげる。疲れた体に甘いお菓子がうまく感じられる。 |
その先も国道405号線は全くもってすばらしかった。上越市に入ったところで清里村を横切り新井市に出る。この先は今日の最後の山場、妙高高原である。
しかし、だんだん残り時間が少なくなってきて焦りが出始める。妙高高原への九十九折りの山道をどんどん上っていくと、無線に音声が。他のラリー参加者も近くにいるらしい。話の内容から察して3kmほど先にいるようだ。写真は笹ヶ峰牧場の夕景である。 |
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